7・26講座講演の集い開きます
今回、釜ヶ崎講座は大阪市立大学院教授の福原宏幸先生をお招きして「フランスの社会的包摂政策-生活困窮者支援と社会連帯経済-」の題目で、釜ヶ崎講座第21回講演のつどいを開催します。講座は去る3月、日本における「改正生活保護法」、新法としての「困窮者自立支援法」の学習会を、NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長の稲葉剛さんを講師に開催しました。講演では、この国が「生保」が受けづらい国であり、さらに生活困窮に苦しむ人々を追い込んでいく方向にあり、各支援団体、個人がさらなる力を発揮する必要があることが判りました。そして一方では、釜ヶ崎講座は2011年に府立大学の嵯峨先生による「欧米のホームレス支援の実状―ドイツの取り組みを中心にー」、2013年には大阪市立大学・都市研究プラザ准教授、全先生の「韓国ホームレス福祉法の制定と包括的な支援システムの整備」、それぞれの内容で学習、議論、認識を深めてきました。今回、福原先生にフランスにおける取り組みをじっくりと語っていただくなかで、参加していただいた皆さんと議論が深まり、それぞれの実践の場に役立てばとの思いで、今回の講演のつどいを企画しました。皆さんのご来場をお待ちしております。
時 2014年7月26日 午後6時30分開演
講師 福原 宏幸さん
大阪市中央区北浜3-14
京阪・地下鉄堺筋線「北浜駅」より東へ500m
資料代 500円
090-2063-7704