第45回釜ヶ崎越冬闘争への支援要請

第45 回釜ケ崎越冬闘争への協力要請
今年も越冬闘争の準備が始まりました。
昨年から開始された西成特区構想の現実化は年度替わりとともに急速に進められ、今宮
中学校の小中一貫校へ向けた改修工事は急ピッチで進められ、「街づくり合同会社」が設立
され、地区内のクリーンアップ作戦としてのゴミの不法投棄監視と撤去が地域労働者の雇
用と結びつけながら進められています。9 月からは西成区主催の労働センター建て替え問
廣を中心とした「まちづくり検討会議」なるものが起ち上げられ、「あいりん地区」の各町内
会、センター上階の市営住宅自治会、商店会、簡宿組合、社会福祉協議会労働組合等各
労働者支援団体などの参加の下、月二回ペースでの意見交換が進められています。
これは大阪市行政当局によって長い間「仮住まいの流れ者」扱いされ、「住民」として認め
られてこなかった釜ヶ崎労働者を市民、住民として認知しなければならなくなったことを
認めたという意味では画期的なことです。
しかし、もう一方では「1 2 月までに一定の結論を橋下市長に提言するため」などと短い
期限が切られているところを見ると、大阪都構想実現に向けた行政区再編のための「西成区
のカサ上げ」=西成特区構想という側面から「都構想のスケジュールに合わせた形だけのア
リバイ作りではないか」という疑問も払しょくできません。
今年の越冬闘争はこうした地域をめぐる激動の中で闘われます。
この特区構想の流れの中で多くの失業・野宿のなかまたちが排除されるようになっては
いけません。一方的な排除の方向へ向かうこととの闘いを準備するための越冬闘争になる
と思います。
また、越冬をめぐるもう一つの大きな変化は、旧来の南港の臨時宿泊所が閉鎖され、地
域内での新シェルターを使った越年対策が実施される予定でした。その新シェルターが入
札不調で完成できないうちに旧シェルターや市内各所の施設を使っての越年事業となった
ことです。
これまでと違う新たな越冬闘争を経験しなくてはならないと考えています。
これまで同様皆様の温かいご支援をお願い敦します。
また、2 0 14 年12 月28 日から2 0 15 年1 月7 日までの越冬期間中の現場でのご支援もよ
ろしくお願いいたします。
■資金で協力
越冬闘争では、毎年7 0 万~ 8 0 万円の資金が必要となります。現在も、越冬実行委貞
会では、資金集めに奔走しております。厳しさを増すこの経済状況にあって、心苦しい限
りではありますが、釜ヶ崎の運動・取り組みに関心を寄せる多くのみなさまに、資金協力
をお願いしたく思います。
【振込先】①みずほ銀行難波支店普通口座1387094
釜ケ崎実行委鼻会代表山田実
② ゆうちょ銀行紀号141
【他金散書開から振り込みの牧舎】③ ゆうちょ銀行店番4 18
④ 郵便振替口座
②③④は、名義:
番号33722521
普通預金3372252
00960-4-108331
釜ケ崎実行委鼻会
t 物資で協力
越冬闘争では、次のような物資が必要です。みなさまのご協力をお願いいたします。
□ 毎日の炊き出しに使う、米、もち米、お米券、調味料、野菜、その他の食料
□ 寝場所、医療パトロールで使う、布団(敷布団、掛布団) 、毛布類、寝袋
口冬の寒さをしのぐための、衣類(成人男性用で、防寒着、カイロ、など)
□ その他、石鹸、タオルなどの日常生活用品
【物資の送付先】〒557-0004大阪市西成区萩之茶屋1 - 9 - 7
第44 回釜ケ崎越冬闘争実行委鼻会(代表山田実)
電話:0 6 -6 6 3 2 -4 2 7 3
第44 回釜ケ崎越冬闘争実行委員会